沖縄の結婚式・リゾートウェディングの司会は金城真知子へ

  

私は幼い頃、
両親から、「あんたはガージューだね」と言われていました。

「頑固」というか、
「こう！！と思ったら、考えを、ぜったいに曲げない人」

という意味合いです

当時よりは、ま～あるくなったかな（笑）

そして・・・今回のちゅら玉ストーリーは

普段は穏やかな方でも、相手が『恋人』となると、
ついつい『ガージュー』になってしまう。

そんな恋心を描いてみました。

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『ガージュー』　（頑固）

ゴールデンウィーク中に彼氏とケンカしたまま、
未だに、引きずっている女性。

スマホを何度も見つめて、しょっちゅーラインを確認しますが、
やっぱり彼からのスタンプはありません。

「はぁ・・・。でも、悪いのはあっちの方だし、私の事、がーじゅーとか、
意地っぱりとか言うけど、彼だって全然折れないから、悪いんだし・・・」
むなしい独り言が、部屋で小さく響きます。

次の瞬間、スマホがピカッと光ったので、
慌てて開くと、別の人からの連絡。
また落ち込んで・・・「やっぱ、私、、、彼の事で頭がいっぱいだぁ」

ラインで「ごめんね、まだ、怒ってる・・・かな」
と入れると、すぐに彼からの返信。「ごめん、本当は俺もずっと連絡したかった」
女性は、溢れる涙で、画面が見えなくなって、
「もー、だったら、言ってくれればいいのに、ホント・ガージューなんだから」
何とか、笑った顔とハートが入ったスタンプを入れて返すと、
「ガージューは、お互い様って事で」と笑顔。
早く会いたいというメッセージに、心が弾みます。

ちょっと素直じゃない、意地っ張りな２人。
ガージューな部分も認め合って、よりラブラブな関係になっていくんでしょうね。

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『ちゅら玉浪漫紀行』は　FM沖縄で　
平日の夕方６：５０～　５分間の放送です。

最近は、[リスモweb]や[どこでもFM]からも聞いてるよ～
と、県外からもお声を頂いて、すごく励みになっています

あなたの思い出もお待ちしています。

（リスナーさんから頂いたメッセージは、
ちゅら玉風に、物語に仕立てて、週に１度ほど、ご紹介しています＾＾）
  

さぁ、沖縄は、すっかり「かりゆしウェア」の季節です。

お仕事着として、何着も必要なので、
プレゼントに贈る！！という方も多いのではないでしょうか？

今回の物語は、
娘さんからのプレゼント！！

お父さんのはにかんだ顔を浮かべながら、筆を進めていました

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「かりゆしウェア　娘からのプレゼント」

すっかり衣替えして、
職場でも、みんな、かりゆしウェアーでの出勤。
カリユシウェアは、基本、沖縄で作られている「シャツ」なので、
「あい、今日かぶったね～」「だからさ～、一緒だね～」
なんて事も、よくあります。

なので、社長や重役クラスになると、オーダーメイドのかりゆしを仕立ててもらう事も多く、こちらの専務も、その１人。
でも、今日だけは、課長と同じ柄です。

「珍しいですよね～！いつもオリジナルなんで」と聞くと、
少し恥ずかしそうに。。。「うちの娘からのプレゼントなんだよ」と一言。
「ちょっと、若いかな～。」と気にしています。

「そんな事ないですよ～！なんか、いつもと違う雰囲気で、
この色も、凄く似合ってます。さすが、娘さん」と女子社員。
周りからも、イイ感じですね～と好評です。

専務は、自分のカリユシを見つめながら
「嫁さんも、イイよ～って言うんだけど、自分はまだ、へんな～でな。
でも、やっぱり、似合うの分かって選んでくれたんだな。」と一言。

娘さんからもらった　かりゆしウェア。
専務の　パパとしての一面がみられた瞬間なのでした。

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働くお父さんの姿って、やっぱりカッコいい！！

かりゆしを着こなすカッコいいお父さん、応援しています


  

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか？

私は、両親と私の家族、更に、妹夫婦に姪っ子ちゃん・・・
３世代、４家族で『名護にお出かけ』してきました

移動先でも、ワイワイ楽しい時間。
帰りは、疲れて寝てしまった子供達です

そんな、帰りの車の中を、ストーリーにしました。

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「さらばんじ」　働き盛り・・・

ゴールデンウィーク真っ只中。
７人乗りのミニバンで、親子３世代、北部ドライブを楽しんだ帰り道は、
大渋滞。

高速に乗れた頃には、子供達の寝息が聞こえてきました。運転担当のお爺ちゃんは
ルームミラー越しに孫を見つめながら微笑みます。

ちょうど、ラジオからは、懐かしい音楽。
「あい～、この歌！兄貴が好きでさ、オレの歌だからお前達歌ったらメーゴーサーするからな～」って
話し始めると、

すぐ後ろに座っている娘のお姉ちゃんが、
「またこの話ししてる～！お父さんって、４０年以上も前の話し、よくするよね～。
やっぱり若い頃が、一番楽しかった？？」と聞くと、

少し間をおいて
「そうだな～、お父さんの３０代、４０代は、もうサラバンジ～、
働き盛りだし、あんた達が生まれてからっていうのは、
仕事に子育てに、とにかく無我夢中だったから、、、思い出せないんだよな～。」と笑います。

「そっか～、、、だーるよね～。
ママになって、私もつい去年の事とかでも、忘れちゃってるもん」とお姉ちゃん。

胸が、じーんとなって、子供達の寝顔をもう一度見つめた
お姉ちゃんなのでした

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普段は、お喋りで、おちゃらけたり、笑いが好きな父親

この時ばかりは、、、感謝の想いが込み上げてきました。

思い出せないくらい、必死で育ててくれて・・・
本当に、ありがとう。

世の中の、お父さん・お母さんに、
感謝の気持ちと、尊敬の念を込めて・・・


  

「てーあんだ～」

沖縄の方言で　『てぃーあんだ』は、手作り料理の『愛情という隠し味』のようなもの。

愛情込めて作った　お料理には『お母さんの　てぃーあんだ　が入っているから美味しいんだよ～」なんて
使い方をします。

沖縄野菜『はんだま～』と使って、お婆ちゃんが作ってくれた『てぃーあんだ』たっぷりの
情景を、ちゅら玉ストーリーに仕上げました

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『てぃーあんだ』

お母さんの仕事が遅くなる日。
今日は、幼稚園までお婆ちゃんがお迎えに来てくれました。

家につくと、これから、夕食の和え物を作るようで、
深い緑の葉っぱで、ひっくり返すと紫色の県産野菜「はんだまー」を見せてくれました。

「じゃあ、お手伝いしてくれるかね～？太い茎から、葉っぱを摘んで欲しいわけ～」とお婆ちゃん。さっと湯がいて、ギュッギュっと絞りながら

「こうしてさ～、手でちぎったり、絞ったりして、料理は作っていくわけ。
昔から『てぃーあんだ～』って言ってさ、お婆ちゃんは、『おいしくなーれー』っていう想いが、手から伝わって美味しくなると思うんだよね～。
とにっこり

その後、ツナの缶詰にシークワーサーのしぼり汁とお醤油。ハンダマーをさっと混ぜたら、色も香りも楽しい「ハンダマーの和え物」が出来ました。

お野菜が苦手な女の子。勇気を出して、一口食べると、
「なんか、ぬるってするね。」なんとか、ごっくん飲み込むと
「ほー！食べられたね～。」と、お婆ちゃんまで嬉しそう。

お迎えに来たお母さんに『モーモーの、てぃーあんだーも入ってる和え物、食べる？？』と
得意げに進める女の子なのでした。

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愛情たっぷり、「てぃーあんだ」
優しい気持ちは、子供へ、孫へと伝わっていきます
  

毎週（金）発刊の『タイムス住宅新聞』さんに、取材して頂きました

◍人生の中で、一番思い出深い家は？

◍今の仕事に生かされているな～と思う事は？

◍あなたにとって、家とは？

という質問を軸に、１時間半程のインタビュー！！

小学校～結婚するまで過ごした「実家」＆家族の事をお伝えしました。

南城市佐敷の中でも、とりわけ田舎（最寄りのバス停が、1km先）の『イナカ～』だったので、学生時代は、嫌で嫌で・・・飛び出したくてたまらなかった場所でしたが、

振りかえってみると、宝物ばかりです

以下、掲載記事↓
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家々人々　＜３１＞
　　「家族との思い出　物語に」
　　　　　金城真知子さん（ラジオパーソナリティー）

　ＦＭ沖縄のラジオ番組「ちゅら玉浪漫紀行」で、優しい語り口が人気の金城真知子さん。自然豊かな南城市佐敷で過ごした家族との思い出をエッセンスに、心温まるストーリーを生み出しています。

■金城さんにとって思い出深い家とは？

　小学２年生のときに新築し、結婚するまで暮らした実家は、最も長い時間を過ごした家。思い出もいっぱいあります。
　実家はコンクリート造の平屋建てで、両親ときょうだい４人の６人で住んでいました。庭には大きなホルトの木があって、父が作ってくれたブランコが下がっていました。体育で逆上がりができなかった私のために鉄棒を手作りしてくれたおかげで、逆上がりもできるようになりました。
　屋敷の裏には、家を新築したときに祖父が作ってくれた屋敷の守り神もあり、両親からは、神様に足を向けないよう注意されました。ほこらは祖父が枠を作ってセメントを流し込み建てたもので、赤瓦を模した屋根と線香を置くウコール（香炉）があり、ヤシチウグヮン（屋敷御願）をはじめ、何かにつけ家族で手を合わせていました。

■昔からの風習や行事などがしっかり受け継がれていたようですね。

　今思うと、普段の暮らしの中でウチナーグチと沖縄ならではの風習をたくさん経験していて、とても良かったと思っています。
　現在、担当しているラジオ番組では台本も担当しているのですが、「こんな若い人が書いていたの!?」と驚かれることもよくあるんですよ。沖縄には家族の健康や健やかな成長を願う、温かな習慣がたくさんあります。そういうものを、込められた思いとともに受け継ぎ、つないでいけたらと思います。


■２人の子を持つ母として、大事にしていること、工夫していることはありますか？

　共に過ごす時間を大事にしたい。よく一緒におやつを作ったり、食事作りも手伝ってもらっています。天候が悪くて外出できないときは、お弁当を作ったり、イベント的な楽しみを作るようにして、家の中はいつも明るい雰囲気に。
　子どもが小さいと散らかりやすいので、物をあまり置かないようにしています。子どもに自分の持ち物を置くスペースを与えるのも、気持ちよく暮らすコツだと思います。
　話し方にも家族の関係を良好にするコツがあるんですよ。結婚式の司会を担当したカップルを招いたランチ会を開き、夫婦の会話などいろいろなテーマで講座も開催しています。幸せがずっと続くのが私の喜び。これからもお手伝いしていけたらと思っています。

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　「家は家族との時間を重ねる大切な場所」と話す金城さん。家族を思う温かな気持ちは、さらにまた多くの人々へと伝わり広がっています。

------プライベートはこんな顔------

　実家の家族がコーヒー好きで、子どものころから母親や姉妹とコーヒーに合うお菓子作りをしていました。私もコーヒーが大好き。今では、５歳と３歳になる自分の子どもたちと一緒によくお菓子作りをしています。ダイニングの私の指定席で、コーヒーを飲みながらのんびり過ごすのがリラックスタイムです。


きんじょう・まちこ
　１９７９年生まれ。南城市佐敷出身。琉球大学法文学部卒。RBCiラジオのリポーターから始まり、現在はFM沖縄や子育て応援ネットTV「まーちーのマミーズクラブ沖縄」を中心に、ブライダルの司会や絵本の朗読会の開催、「夫婦の会話術」講師など、フリーのパーソナリティーとして活動中。２児の母。

週刊「ほ～むぷらざ・家々人々」第４週に掲載
取材／赤嶺初美（ライター）


ライターの赤嶺さん、住宅新聞の千賀子さん
ご縁に、感謝しています。こんなに素敵な記事ありがとうございす  

新しい年のスタート

沖縄のお仏壇がある 主人の実家で、温かな新年を迎えています

伝統行事には、
特別なご馳走や道具が沢山

引き継いでいく時、
『ちゃんと出来てるかな』と不安になったりしますよね〜。

新年スタートの『ちゅら玉浪漫紀行』は、伝統を引き継ぐ夫婦を物語にしました

元日も、しっかり想いを届けまーす

FM おきなわ(fm.87.3)
夕方6:50〜放送です

今年も皆様にとって、キラキラ輝く一年になりますように
  

１２月５日
沖縄は、まだ秋を感じさせる、軽やかな風が吹きぬけています

朝、子供たちを保育園へ送った後、
母親に、電話をかけました。

それは、３４年前の今日『産んでくれてありがとう』を伝えたかったから

「今日、私の誕生日だからさ～」と切り出すと、
「あい、だぁるよ～、昨日まで覚えてて、電話しようと思っていたのに、眠ったら忘れてたさ～」
なんて始まりながら、感謝を伝えようとすると・・・

「あんたが生まれたのは、お昼で、今日みたいに、すごくいい天気だったんんだよ～」と、出生の、いろんな話を聞かせてくれました

きっと、これまでも聞かせてくれていたかもしれませんが・・・

母親になって、ようやく分かった事が沢山ありすぎて・・・
自分の出産体験と重なったり、新しい発見があったり・・・

想いが色々めぐって、胸が熱くなりました。

顔を見合わせていたら、お互い照れてしまって、言葉にならなかったかも
（今回は、電話っていう距離感がちょうどよかったのかな～）

３４年前の朝にタイムスリップできたひと時でした。

そして、夜は、主人からのバースデーケーキのプレゼント！！

両親からの受けついだ命を、
新しい家族と一緒に、祝ってもらいました

あー、やっぱり、家族って最高ですね☆

ＰＳ：この想いも『ちゅら玉浪漫紀行』でストーリーにしてみました。

ＦＭ沖縄　（ＦＭ87.3）
平日：月曜～金曜まで　　夕方６時５０分～
　　　　『ユークールラボ』の真ん中の時間帯にＯＮ　ＡＩＲしています。
http://www.fmokinawa.co.jp/churatama/
放送日は・・・お楽しみに～

  

ＦＭ沖縄で、無事収録を終えてきました。

番組名は『ちゅら玉　浪漫紀行』です

沖縄らしい日常の風景や残したい文化、言葉など、エッセイ風ミニドラマにして放送する５分間
今回、３年間のお休みを経て、再スタートします

ずっと原稿を書いてきたので、番組が終わってからも「ちゅら玉のカケラになりそうだな～」なんて思いだすほど、
大切にしてきたラジオ番組。

また、放送させて頂ける事が、嬉しくって・嬉しくって


（月）～（金）夕方６：５０～
ＦＭ沖縄（ｆｍ87.3）の「ユークールラボ」の真ん中の時間帯にお届けいたします

初回の放送は、１１月１８日（月）

夕暮れ時のこの時間、これからも、末長ーく、よろしくお願いいたします☆

ＰＳ：あまりの嬉しさに、収録日は、朝の４時に目覚めちゃった私