『カリー♪』 結婚式や祝いの席で『乾杯の合図』にもなってます
結婚式には欠かせない「祝福の乾杯」
沖縄式の特徴のひとつなんですが、
乾杯のご発声の方が、冒頭でお祝いの言葉を述べた後、
「それでは、皆様グラスをご用意ください」・・・
その後、お客様は
座ったままの乾杯がスタンダードなんです
はっきりとした理由は分からないのですが、
沖縄のご披露宴。
招待客が300名前後の場合が多い事と、
新郎新婦が入場する前から、アルコールも含めたお飲物が提供されるという理由から
乾杯の際には「座ったまま」で、グラスを掲げるというのが多いのでは??と推測しています。
ですので、
県外からお越しの方が「乾杯のご発声」をなさる際には、毎回、その事をお伝えして、
ご起立頂く場合は、挨拶の方に「御起立ください」と、お声かけ頂くか、
司会の私から「グラスを手に、どうぞ、ご起立下さい」とアナウンスしています。
ささいな事なんですが、
沖縄の慣例を「知っているか」「知らないか」だけの違いで、
挨拶をなさる方に、恥をかかせてしまいかねないのです
乾杯の音頭を取って下さる方が決まりましたら、ぜひ一言、お伝えくださいね
そして、ここからは、
沖縄方言(うちなーぐち)講座
『乾杯』のご発声の時に、
『カリーさびら~』 『カリーちきやびら~』と言う表現があります。
意味は『(お2人の末永い幸せを祝って)みんなで幸福を付けましょう。幸せを祝いましょう』
乾杯の代わりに、『カリー』だけでもOK
カリー(幸運・祝福・縁起がいい事)
個人的にも、この表現が大好きです
開場中から『カリー』を付けてもらった、新郎新婦お2人の顔は、
なんとも言えない幸せで満たされています
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